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即効性があり副作用の少ないED治療薬ステンドラ

即効性があり副作用の少ないED治療薬ステンドラ

ED治療薬の中で4番目に開発されたステンドラは、バイアグラ、シアリス、レビトラに並んでいる薬です。

2012年にアメリカにあるヴィヴィス社がいくつかの地域を除いた世界各国に対して開発権利と販売権を獲得しましたが、最初は日本の田辺製薬が制作していたものです。
アメリカ食品医薬品局であるFDAの承認は2012年の4月に通過しましたが、日本ではまだ認可が降りていません。

そしてアメリカ以外でも、欧米や韓国で販売しています。
日本の会社が制作したため、アジア人用のED治療薬だと認識されています。

アバナフィルが薬の主成分であり、他のED治療薬と似て、PDE5という酵素の働きを妨げて、勃起持続効果をもたらします。
他の薬と比較すると、即効性が高くと継続時間が長く、先に開発されていたバイアグラやレビトラの改良版と評されています。

ステンドラの効果

この薬はEDに対して即効性がある薬で、PDE5がcGPMの分解を抑制することがその理由です。

主成分のアバナフィルは、薬の効果が服用後すぐに見られること、副作用が僅かであるという2つの商品コンセプトのもとに使用され、日本の田辺三菱製薬が製薬に携わりました。

これらからステンドラは、他の治療薬の特徴を兼ね備えたオールラウンドな薬と言えるでしょう。

服用後約30分での効果発現、勃起持続可能時間は約6時間です。
バイアグラやシアリス、レビトラは70%以上のED改善率がわかっていますが、改良を重ねたステンドラはED改善率が約80%とほかと比較しても高く、安全に使用できます。

服用方法

服用方法は、性行為を行う約30分前に水またはぬるま湯で飲みましょう。
そうすることで、性的興奮や刺激によって勃起の持続が可能です。
初めて服用する人におすすめな用量は100mgです。

日本と違って体格の大きい諸国によって製薬されているので、体つきの小さい日本人よりも基準にしている体格が大きいので、効果が強くなり過ぎることがあります。
そういったときの方法は、薬の用量を25~50mgに減らして使用することです。

薬の効果があるなら、自分自身で1回の使用量を調節することが1番効果が高く結果が良くなるでしょう。

しかし、服用頻度は用量に関わらず1日1回です。また必ず24時間以上の服用間隔を取りましょう。
グラス1杯程度のワインや缶ビール1本程度といった適度なアルコールの摂取は、併用しても構いません。

適度なアルコール摂取は、アルコールの血流増大作用やリラックス効果が薬との相乗効果により、むしろ効果が大きくなることもあります。

ただし、過剰なアルコール摂取はやめましょう。
きちんとした飲み方で用量が自分にとって適切であることを注意して、ステンドラを安全かつ効果的に使用してください。

ステンドラの副作用

他のED治療薬と同じく、ステンドラにも副作用が出ます。
アバナフィルの作用で血管拡張が起きて血流量が増大するため、次のような症状が出やすいです。

  • 紅潮
  • ほてり感
  • 頭痛
  • 動悸
  • 目の充血
  • 鼻づまり
  • めまい

これらの副作用は、ステンドラを服用した10~15%の人の割合で見られますが、医学的には薬の効果が出始めている証拠と考えられています。
症状の程度が軽い人や副作用を感じない人も中にはいます。
副作用の症状をそのまま放っておいても、症状は重くなりません。

ごくまれに一過性視覚異常症状といって、光に対して敏感になり、「眩しい」や「普段と色の見え方が変わる」などを感じるでしょう。
それでも約5~8時間のアバナフィルの半減期を超えると光過敏症も勝手に消えます。
他と比べても副作用が少ないと言われており、海外の臨床データでも結果が出ているため、正しい飲み方をしっかりと行っていれば重大な健康問題は起こりません。

これまでに挙げた副作用で気をつけないといけないのは、歩けないほどの頭痛やめまい、目の充血による目やにや眼痛の症状があるときです。
頭痛で困る場合は、痛み止めであるロキソニンと併用としても構いません。

服用に注意が必要な人

この薬は、即効性がレビトラを超えるところが特徴であり、他の面では類似しています。
ED治療薬はどれも酵素であるPDE5の働きを妨げるものであり、基礎的な作用機序は他の薬と同じ程度に作られています。

そのため、他のED治療薬の注意点と大きく変わることはなく、ほとんど同じだと認識して問題ありません。

グラス1杯程度のワインなど適度なアルコール摂取は、アルコールと薬が成分の相乗効果により、さらに高い効果が期待できると言われています。
アルコールに弱い人(下戸)やアルコールへの耐性があまり無い人は、無理をして飲む必要はありません。

飲み合わせによっては、薬の効果や副作用が過剰に生じることがあります。
副作用の頭痛や動悸などが生じると、主成分であるアバナフィルの効果が弱くなり、反対に性欲が抑制します。

そして、アルコールに弱い人は飲む量に関わらず急性アルコール中毒になる可能性があるので、ステンドラとの併用には気をつけてください。
下戸を自覚済みの人は、水またはぬるま湯で服用しましょう。

併用注意

主成分であるアバナフィルはCYP3A4という肝臓内にある酵素によって代謝されます。
医薬品の中には、CYP3A4の抑制や促進を促すものもあるので、このような作用機序の薬を服用している場合には、アバナフィルとの併用は気をつけましょう。

以下に、CYP3A4酵素阻害剤と促進剤に分類して、医薬品をいくつか紹介します。
お薬手帳がある人は中を確認し、ステンドラとの併用に注意が必要な薬がある場合は、医師や薬剤師に相談に行くことを推奨します。

CYP3A4酵素阻害剤(CYP3A4酵素の働きを抑制する薬)

  • クラリスやエルスロマイシンなどのマクロライド系抗生剤
  • ビカルタミドやCYP3A4酵素誘導剤(CYP3A4の酵素の働きを強める薬)
  • リファジンやテグレドールなどの結核治療薬

これら以外にも、α遮断薬や降圧剤のような高血圧治療薬や急性心不全治療薬、前立腺肥大治療薬を使用している人は併用に注意が必要になります。
上述したように、グレープフルーツや柑橘系のジュースとの併用も避けてください。

服用禁止にあたる人

ステンドラはED治療を目的として開発されているため、女性や未婚の未成年の服用は原則禁止です。

基本的には、ED治療薬を女性に投与することによる臨床データが少ないので女性への投与は禁忌です。
一方でバイアグラが不感症の女性に効果があったという報告から、女性向けのシルデナフィル製剤の開発が海外で進んでいます。

またステンドラに含有されている成分によって、アレルギー反応などの影響があった人や併用禁忌と決められている薬を服用している人は、この薬の服用は禁止です。
主成分であるアバナフィルは血流増大効果があるため、心血管系の病気の人もできるだけ避けましょう。

思い当たる節がなくても、服用後に副作用が大きく、身体を害する不安があるときは、無理をして継続する必要はありません。
体質と合わないリスクがあるときも、無理はいけません。不安な場合は、泌尿器科の医師やED治療の専門医に相談してください。

併用禁忌薬

ステンドラなども含むED治療薬には、併用禁忌が共通する薬がいくつかあります。

併用を1番していけない薬は、「硝酸剤」です。
硝酸剤は、狭心症発作などによって起こる激しい胸痛や呼吸困難を止めるための薬です。
薬のタイプには、飲み薬や舌下錠、貼り薬、吸入薬、スプレーなどがありますが、全てステンドラとの併用は禁止です。

代表的な硝酸剤

  • ニトロール錠
  • ニトログリセリン舌下錠
  • サワドール
  • シグマート錠など

肺性高血圧治療薬であるアデムパスやバイアグラ、シアリス、レビトラと言った薬には血管拡張作用があり、ステンドラの主成分のアバナフィルにも同じ作用があるため、これらの薬との併用も禁止です。

アバナフィルの大きな特徴PDE5の働きを抑制することであり、PDE5の働きを調節するための薬である抗不整脈剤も併用してはいけません。

理由としては、PDE5は心臓平滑筋にもたくさん存在するからです。

代表的な抗不整脈剤

  • アミオダロン
  • リスモダン
  • リスモダンRなど

ステンドラの臨床データは日本ではほとんどないため、低血圧症や起立性低血圧症、貧血、LOH症候群などの低血圧発作の慢性化により投薬治療をしている人や激しいめまいの起こるメニエル症候群や強い耳鳴りが起こる突発性難聴の人もステンドラの服用はやめましょう。

副作用によって、症状が悪化することがあり非常に危険です。