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36時間の持続効果を持つ勃起薬シアリス

36時間の持続効果を持つ勃起薬シアリス

男性が持つ人に言いにくい悩みとして、ED(勃起不全)が挙げられるでしょう。
ED症状を持つ方は意外と多く、成人男性の4人に1人と言われています。
そんな男性を助けてくれるものが、ED治療薬です。

シアリスは、ED治療薬の中でも高い人気を誇ります。
バイアグラやレビトラに次いで開発されましたが、この2つにはない特徴を持っています。
それは、薬の効果が最大で36時間続くということにあります。

従来のED治療薬は作用時間が短く、時間内の性行為と考えて、プレッシャーを感じがちでした。
長時間持続することでこれらのプレッシャーはなくなり、心理面から来るEDにも効果を期待できます。
また、シアリスは副作用が少ないことでも知られています。

これらの理由から、シアリスは多くの男性の心をつかんでいます。

シアリスの効果

バイアグラは効果が食事の有無に左右され、レビトラは持続時間が短いといった弱点がありましたが、シアリスはこれらを克服する形で開発されました。
800kcal程度であれば、食事はシアリスに影響を及ぼしません。
また、効果が長時間持続するという特徴も合わせ持ちます。

作用時間が長いことで、いつ服用すれば良いか悩む必要が無く、焦る必要がありません。
ストレス由来の心因性EDに高い効果を発揮しますが、体の問題から来る器質性EDや、心因性や器質性が混ざったものにも、効果を望めると言われています。

2013年夏には、シアリスはED治療薬の世界シェアの半数近くを占めました。
これは他の薬を凌ぎ、ED治療薬のNO.1 という証明になるでしょう。

シアリスは海外で、ウィークエンド・ピルと呼ばれることもあるようです。
長時間持続するため、金曜の夜に飲めば、週末一杯効果を享受できるからです。

また目が充血したり顔が火照ったりといった、バイアグラやレビトラに起こりがちな副作用も、シアリスでは軽く済むとされています。

ED治療薬とは元々、性行為に充分な勃起をサポートしてくれるものです。催淫効果や精力を増すといった作用は、存在しません。そのため、射精などで落ち着くと、自然と勃起も収まります。作用時間中勃起し続ける訳ではありませんので、安心してください。

しかし薬効が続いてさえいれば、性的な興奮を得たときに、再び勃起を助けてくれます。
性行為の回数を重ねたい人には、最適な薬となっています。

シアリスの服用方法

シアリスは1日1回を限度とし、次に使用したい場合は必ず24時間は空けるようにして下さい。
食事に左右されにくい薬ではありますが、できれば空腹のときに水などで飲み下すようにしましょう。
胃が空っぽの方が、成分を吸収しやすくなるためです。

シアリスの主成分タダラフィルは水に溶けにくく、バイアグラなどに比べると即効性に劣ります。
薬効が存分に発揮されるためには、血中濃度が高くなければなりません。
タダラフィルの血中濃度が最大値になるのは個人差が大きく、服用後30分~4時間と言われています。

これだけ個人差が大きければ、いつ服用すれば良いか分からないといった思いもあるでしょう。
一般的には、性行為の3時間前の服用が良いとされています。

他の薬と比べ害は少ないものの、服用時のアルコールとの併用には注意が必要です。
タダラフィルには血管を広げる効果があるため、飲酒することで血行が良くなりすぎて、一気に酔いが回ってしまう可能性があります。

深酒をすると勃起しなくなることがあります。
そのため、シアリスのみならずED治療薬使用の際には、飲み過ぎに注意してください。
しかしアルコールにはリラックス作用もありますので、少量であれば、より良い効果を得られるでしょう。

シアリスの副作用

シアリスに含まれるタダラフィルの効果とは、血管を広げて血流を促し、PDE5(ホスホジエステラーゼ)を阻害することにあります。

PDE5は勃起に必要なcGMP(環状グアノシンーリン酸)を破壊してしまうため、これを阻害することで、陰茎のcGMPを増やしてくれます。
また、血流改善によって陰茎に血液が行き渡り、勃起を助けてくれます。
ただし、血流改善と血管を広げる効果は、ごく軽い副作用にも繋がります。

では、シアリスの副作用には、どんなものが挙げられるでしょうか。

主なものとしては、めまいや火照り、頭痛などがあります。
それ以外では、消化不良や体のだるさ、動悸などが起こる場合もあります。

ほとんどは時間の経過で治りますので、心配する必要はありません。
しかし長時間続く場合は、シアリスの服用を止め、できるだけ早く病院を受診しましょう。
放置すると、健康を害する可能性が有ります。

また、めまい・ふらつきといった現象がシアリスによって起こるときがあります。
運転など注意を要する行為の前には、服用しないようにしてください。
稀な事例ですが、服用後4時間以上勃起が治まらない場合は、速やかに病院を受診してください。
最悪の場合、勃起機能が失われる危険性があります。

服用に注意が必要な方

シアリス以前に、薬にアレルギーの既往症がある方は、服用を控えて下さい。
アレルギー反応には、かゆみや発疹などが挙げられます。

心臓に障害を持つ方(血管に問題がある、不整脈、狭心症など)は服用できません。
また、注意が必要なものとして、性行為中の狭心症発作が起こったことのある方や、3カ月以内に心筋梗塞を起こしたことのある方も含まれます。
肝臓に障害を持つ方や、血圧に問題のある方、網膜色素変性症の方、6か月間に脳梗塞や脳出血を経験している場合も、服用を控えて下さい。

飲み合わせの問題がありますので、持病などで使用中の薬がある場合は注意が必要です。
うっかり併用してしまうと、望ましくない結果に繋がる場合があります。

こういった薬は、市販薬や処方薬、内服薬、塗り薬など形を問いません。
あくまで成分に目を向けるようにして下さい。

例としては、α遮断薬(前立腺肥大症治療薬)やことのある方や降圧剤、急性心不全の治療薬などは、併用注意とされています。
服用を止める、担当医に尋ねる、などの対処が必要です。

以上の薬に限らず、何らかの薬を常用している場合、しっかりとした医師にシアリスを処方してもらうようにしましょう。
より安全に、健康リスクを減らして使用することができるからです。

大丈夫だろうと思い込んで服用すると、最悪の場合、命に関わることにもなりかねません。

併用注意薬

シアリスと「併用してはならない薬」ではなく、「注意すれば併用できる」薬を説明します。

代表としては、不整脈の治療薬が挙げられます。
バイアグラでは併用できないものも多くありますが、シアリスでは併用が可能となっています。
とはいえ、脈拍に異常が起こる可能性もあるため、使用には注意しなければいけません。

タダラフィルは、前述の通り血管を広げる作用があります。
血管が広がると血圧が下がるため、血圧を下げる降圧剤は、併用注意薬とされています。
α遮断薬では血圧の急低下により、失神してしまう危険性が存在します。

ケトコナゾールに代表される強いCYP3A4阻害薬とシアリスの併用も、充分注意してください。
タダラフィルの代謝が悪くなり、血中濃度が上がったという試験結果も出ています。

内服タイプの抗真菌薬もまた、CYP3A4阻害薬と同じようにシアリスの代謝を遅らせてしまいます。
バイアグラなどでも変わらず、併用注意薬とされています。
外用タイプの抗真菌剤であれば併用も可能ですので、確認してから使用してください。

HIV治療薬を服用中の場合は、シアリスとの併用を担当医に相談してみましょう。
危険性は抗真菌薬と同じもので、シアリスの血中濃度を上げてしまう可能性が考えられます。
一応併用は可能とされていますが、担当医の考え方によれば、シアリスを併用できない可能性もあり得ます。

服用できない方

シアリスは他のED治療薬に比べ、手軽で使いやすい薬です。
しかし医薬品である以上、服用自体をしてはならない方も存在します。

シアリスに限らずED治療薬は、心疾患や肝障害と相性が悪く、これらを患う方は服用できません。

例えば心血管疾患によって性行為ができない方、狭心症の既往歴がある方、不整脈の方は、シアリスを服用してはいけません。
3か月以内に心筋梗塞を経験した方や、適切な管理を受けていない低血圧の方なども同様です。
これらの疾患治療のために、硝酸剤を使用している場合も、シアリスを服用しないでください。

6か月間に脳梗塞・脳出血を経験した方や、重い肝障害を持つ方は、絶対にシアリスを服用してはなりません。
HIV治療薬も同様に、併用に注意してください。
シアリスの使用で、健康を害する可能性が考えられます。

いずれにしても、シアリス服用前に担当医と相談するようにしましょう。
EDに悩んでいるからと言って安易に使用してしまうと、最悪の場合、命に危険が及びます。

併用できない薬

シアリスは医薬品として注意事項があり、相性の問題から併用できない薬が存在しています。

ニトログリセリンをご存知でしょうか。
硝酸剤と言われるもので、狭心症治療などに用いられています。
硝酸剤とシアリスを併用すると、血圧が急低下し、命に関わる低血圧を引き起こしてしまう場合があります。

心疾患に用いられる薬としては、アミオダロンを含有する薬も、シアリスと併用することができません。
心不全などの治療に用いられる薬で、シアリスとの併用により、危険性の高い不整脈を起こす場合があります。

HIV治療薬もまた、シアリスと飲み合わせの悪い薬とされています。
HIV治療薬の成分は肝臓の働きを悪くする作用があります。
そのためシアリスの成分を代謝できず、血中濃度が上がってしまうのです。